3月20日から22日にかけて早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター主催東日本大震災復興支援ボランティア『海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム』として、気仙沼ツアーに学院生22名が大学生・大学院生と一緒に参加しました。
気仙沼では珍しい春の大雪でした。本庄キャンパスで学院生が育てた苗木を、3年後に移植する予定地の1つである岩井埼の植樹地を視察しました。一面雪野原と化している、かつて住宅が立ち並んでいた場所に立って、あらためて津波の恐ろしさを実感しました。
前浜地区の植生を観察しました。松の木は津波で流されたり、枯れたものも多く目につきましたが、震災に耐えた椿は可憐な花をつけていました。
地元の人たちの絆で再建されたコミュニティセンター(前浜マリンセンター)では、前浜の人たちの写真や工芸の作品展を鑑賞したり、餅つきをしたりして交流しました。午後には『古老たちが語る震災座談会』を開いていただきました。続いて千葉一先生の講演では「伝統知を活かした社会開発・復興」の大切さを教えてもらいました。前浜の皆様お世話になりました。ありがとうございました。
羽田一郎