本日に開催した「入学決定者の集い」には、遠路大勢の参加をいただいた。記録的な大雪による影響を乗り越えて、入学手続きを済ませてくれた諸君を、心より歓迎したい。
次期教務担当教務主任(教頭)の吉田茂教諭は、早稲田大学教職大学院の客員教授を兼任しており、4月からは校長(学院長)・教頭ともに教授という、大学附属校ならではの体制となる。また、この両名が編集委員を務める国語教科書を、2014年度入学の1年生全員が使用することになっている。まあ、ここはそういう学校なのだ。
学院生としての心得などという事柄は、入学式の時にでもお話ししたい。正真正銘早稲田の一員となること、その責任というものを、各自よく考えておいていただきたい。
参加の諸君へ贈った学院長の腰折れを、ここに記載しておく。表現は万葉集と伊勢物語を踏まえたものだが、本歌が分かるだろうか? 暇のある人は、ひとつ調べてみて欲しい。
大久保の 山路の雪を 踏み分けて 来たれる人に いやしけよごと
学院長 兼築信行