萬夢志(まむし)の呟き

新しい募金顕彰プラン

投稿日:2014年02月12日

2015年3月を期限として、「本庄高等学院30周年記念教育環境整備・充実事業募金」を展開しているのだが、思うように成績があがらない。同様に上石神井の高等学院が展開している募金には結構な金額が集まっており、校舎等の整備事業も着々と進んでいる。大学の募金担当部署に聞き合せてみると、こうした募金をお願いできるのは50歳代以上の方々を想定するものなのだそうで、さすれば創立32周年を迎える本庄学院は、第1期卒業生もいまだ50歳に達していないのだから、ハナから勝負にならぬことになる。

しかし、そこは智恵の出しどころで、個人がダメなら集団で...と考えてみた。折しも校舎整備のⅡ期工事の一部が、旧芸術科学センター建物(90-7号館)の改修によって代替されることが決定、2014年度中に工事を行ない、図書室、音楽関係の教室等、さらに旧校舎の大教室が担っていた機能を果たす新ホール(428席予定)が作られて、2015年4月から使用開始となる見込みである。新ホールは、特撮の映画スタジオだった部分が改修される。その座席に、一定額以上の寄付をいただいた方を顕彰するプレートを取り付けたらというアイデアは、既に大隈記念講堂や上石神井の新講堂で行われたもののパクリに他ならない。しかし、それらはかなりの高額かつ個人名のみという条件が付けられていた。

本庄高等学院に、それだけの集金力は無い。そこで、30周年記念なのだから30万円という枠で、個人のほかに団体でも募金してプレートに名前を刻むことができるようにと平身低頭お願いをした結果、大学本部にお認めいただくことができたのである。

例えば卒業のクラス、あるいは部活動の同期などで団体を組み、その名称を学院の施設に永く残すという考え方だ。組主任の先生のお名前等も、クラス名として上手に処理できればと考えている。いかがであろうか?

校舎整備の残された課題は、新体育館の建設。このことを含め、学院全体の教育環境を整備し、充実させていくため、残された募金期間に全力を傾けて取り組んで行きたい。募金は私立学校の生命線だ。ご理解とご支援とを、切に切に乞う次第である。


学院長 兼築信行

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