萬夢志(まむし)の呟き

2013年を振り返って

投稿日:2013年12月24日

本を読んでいたら、これからの教育に必要な基本要素はコミュニケーション、ロジック、シミュレーション、ロールプレイング、プレゼンテーションになると書いてあった。なるほど。しかし、ロジックを別にすれば、寄席へ行ってライブで落語を観ておれば身に付くようなことばかりである。すると、本庄高等学院に噺家を呼んできて一席お願いするのがよいのかもしれない。旧芸術科学センターの特撮スタジオを改修して作られる400名超収容規模のホールが完成した暁には、定例寄席を催し近隣住民の皆様にも開放したら喜ばれるだろうし、教育的効果も大きいだろう。

さて、2013年も、余すところあと旬日である。いろいろなことがあった。学院長として仕込みに努め、実現し得た事柄は多くは無いが...。

第一に挙げられるのは大隈胸像の移設である。早稲田の各キャンパスやセミナーハウス等に建てられた銅像を、もっとも意味あるものとして崇めているのは本庄を随一とする。学校説明会の折にシャレで容器を置いておくと、賽銭を入れる方が必ずある。また、記念撮影の絶好スポットとなった。

第二は、ホームページのリニューアルである。要するにこの学院は、ありのままの姿を嘘偽りなく発信し、それ見ていただけさえすれば実力は伝わるとの確信を持った。時にフライングもあったけれども、常に新しい情報を更新することに努め、訪問者数はウナギ登りで、平均滞在時間が長く、閲覧ページ数が多いことが特色となっている。

第三はオリジナルグッズの開発。生協のご協力、同窓会のご理解や、大学本部の許諾など、いくつものハードルを乗り越えた結果、発売となった「この付近 まむしに注意 早稲田大学」クリアファイルは、幸いにも好評を博し、初生産ロットは1カ月で完売、当面は十分な数量が追加生産された。

まだまだ諸課題は多く、頭が回りきれない。校舎整備に関しては、体育館を新校舎西側用地に一年でも早く建設しなければならない。折しも2020年の東京オリンピックが決まった。スポーツ施設としての新体育館を、ぜひこのオリンピック・イヤーまでに...と熱望したい。

結局、この学院長は本業文学部教授であり、言を弄し、イメージ操作を行なうことぐらいしか能はない。2014年も同じような路線で行くより仕方がないのだが、ぜひとも来年も、早稲田大学本庄高等学院にご注目いただきたい。


学院長 兼築信行

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